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外構工事の耐用年数とは?場所ごとの耐用年数とメンテナンス時期について解説!

前回は外構工事の防犯について解説しました。外構工事には考慮すべき点がたくさんありますが、メンテナンスや強度も大切なポイントです。そこで今回は外構工事の耐用年数について解説します。

新築工事に伴い今回初めて外構工事を行う方も、リフォームの時期をご検討の方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

外構工事の2つの耐用年数

外構工事が減価償却(固定資産を購入した費用を、使用期間にわたって分割計上すること)するために必要な期間を、耐用年数と言います。外構工事の耐用年数は、以下の2種類の表記があります。
①財務省の定めた法定耐用年数
②メーカーの定めた耐用年数
減価償却を計算する際は、法定耐用年数を使用します。しかし、法定耐用年数は公共設備や施設の安全確保、固定資産税の算出を主な目的として定めたものですので、個人の住宅の場合は参考程度に留めておけばよいでしょう。
対してメーカーの定めた耐用年数は、個人宅のリフォームを考慮して定められたものです。安全で快適に使える年数を、メーカー独自の基準で決めています。外構のリフォーム時期の目安として参考にすることをお勧めします。

カテゴリーごとの法定耐用年数の目安

外構工事は、素材や用途によって細かく耐用年数が定められています。以下で、外構のカテゴリー別の耐用年数をベースに解説していきます。外構工事の計画に是非役立ててください。
●舗装
・アスファルト敷や木れんが敷 10年
・コンクリート敷やブロック敷、れんが敷、石敷 15年
●塀・門扉
・木造、金属造 10年
・コンクリート造 15年
・土造 20年
・鉄筋コンクリート造 30年
・石造 35年
●フェンス
・金属製 10年
・スチール製 15年
●駐車場
・機械式駐車場 15年
・カーポート 15年
・アスファルト舗装 10年
●庭
・花壇、緑化設備 10年
・庭木 20年

外構もメンテナンスが大切

耐用年数はあくまで目安なので、個人宅の場合は耐用年数が来たからと言ってすぐにリフォームを行わなければならないわけではありません。しかし、定期的なメンテナンスを行うことをお勧めします。なぜなら外壁のメンテナンスを行わないと、以下のデメリットが発生するからです。
・家の外観を損なう
・ずさんな印象を与え、空き巣などに侵入しやすい印象を与える
・劣化している壁を放置していると、崩壊の危険がある
外構のリフォーム工事は、室内の工事や外壁塗装の塗り替えと同じタイミングで行う家庭もよく見受けられます。耐用年数を迎えていなくても地震や台風などの災害で、早めのメンテナンスが必要になる場合もありますので、気になる方は一度外構業者に相談してみることをお勧めします。

いかがだったでしょうか。今回は外構の耐用年数について紹介しました。
外構についてお悩みの方や、外構工事を検討されている方は下記「詳細」から弊社までお気軽にご相談ください。

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