外国風で温かみのある雰囲気を演出できるレンガは、人気の外構部材です。
今回は外構にレンガを取り入れるメリットや、レンガの種類について解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
外構に使うレンガの種類
レンガは原材料である粘土類・長石類を粉砕し水と混ぜ、成形・乾燥、焼成することでできる自然素材の建材です。外構で利用されるレンガは、以下の3種類です
- 赤レンガ
一般的に使用されるレンガで、水に強いという特徴がありますが、耐火性は優れていません。 - オーストラリアレンガ
国産の赤レンガに比べ、形が大きく軽いレンガです。価格の差もあまりありません。 - 耐火レンガ
1,000℃以上の耐火性がありますが、耐水性には優れていません。そのため、暖炉やピザ釜に使用されます。 - 焼き過ぎレンガ
赤レンガをさらに焼いたもので、吸水性は低いが硬度が高いという特徴があります。そのため、塀や駐車場によく使用されます。
外構にレンガを敷く費用
外構にレンガを敷く費用は、一概には言えませんが一般的に約20,000円〜30,000円/㎡が相場です。しかし、外構でレンガ敷きをする際には、以下の費用が発生します。
- 既存建材等がある場合は撤去・処分費用
- 基礎工事
- 駐車場の場合はワイヤーメッシュ設置、コンクリート打設工事費
レンガの材料費や工賃だけでなく、これらの費用がかかることを踏まえて予算を組みましょう。
レンガを外構に使用するメリット・デメリット
レンガを外構に使用すると、以下のメリットが期待できます。
- 断熱性・遮音性が高い
- 組み合わせ次第で様々な風合いを生み出せる
- 環境にやさしい。
- 経年変化を楽しめる
- 花壇の土留めに向いている
しかし、以下のデメリットも考慮しなければなりません。
- 施工に手間がかかる
- 劣化しやすい
- 部分的に修理したくても、使ったレンガが販売していない場合もある
- 耐震性が低いため、補強をしなければ剥落や割れのリスクがある
- モルタルで固定するため、後からデザインを変更しづらい
レンガ敷きはDIYできる?
インターネットで検索すると、レンガのDIYをするケースも見受けられますが、均一に積んでいくのはプロの技術がなければ難しいでしょう。玄関アプローチや駐車場などの人が歩く場所にレンガの凹凸があると、転倒のリスクが発生します。また、きちんと下地処理を行わないと時間が経つと地面が沈んでしまうケースもあるのです。安全面やメンテナンスを考慮して、プロに依頼することをおすすめします。
外構に使うレンガの種類や、使用するメリットやデメリットについて説明してきましたが、いかがでしたか。
外構についてお悩みの方や、外構工事を検討されている方は是非一度弊社までご相談ください。