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庭造りのプロが語る

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外構のテラスの定義やメリット・デメリットを解説!

外構デザインの中で、テラスは一定の人気を集めています。

洗濯物を干すだけでなく、リフレッシュの場所としても活用できるテラスに憧れる方は多いのではないでしょうか。

今回は外構におけるテラスの定義や種類、メリットやデメリットについて解説します。

ぜひ最後まで読んでみてください。

 

テラスとは?バルコニーやデッキとの違い

テラスとはフランス語で盛り土という意味で、「建物外部に、地面より一段高く作られたスペース」のことを指します。一般的に外構では、窓から軒先にせり出した空間のことを言い、リビングと庭のつなぎ目のような役割を果たしているのです。

よくバルコニーやデッキと混同されますが、双方とも異なる意味を指しています。まずバルコニーは「2階以上に作られた屋根のない外部の空間」のことを指すので、庭に作られるテラスと定義は異なります。また、デッキは建物外部に、地面より一段高く作られているという点ではテラスと類似していますが、高さが室内の床とほぼ同じという特徴があります。つまり、デッキは室内空間の延長線上で用いられるのに対し、テラスは独立した屋外のスペースとして使われるという違いがあるのです。

 

テラスの床材に使われる材料

床材で人気を集めているのは

  • コンクリート
  • タイル
  • 木材

の3種類です。この中ではコンクリートが最も安価で耐久性に優れていますが、太陽光を照り返すというデメリットがあります。タイルデッキは選べるデザインに幅があり、劣化しづらいというメリットがありますが、外気温の影響を受けやすく滑りやすいという面も考慮しなければなりません。木材は温かみのある雰囲気で人気ですが、劣化が激しく数年で交換しなければならなくなります。

 

テラスの屋根に使われる材料

テラスの屋根には、一般的にポリカーボネート板を使用します。軽量かつ衝撃に強いだけでなく、熱線や紫外線をカットできる優れた素材です。屋根のデザインは一般的に

  • フラット型
  • アール型

の2種類になります。フラット型は直線的なデザインでスタイリッシュな印象を与えます。対してアール型を採用すると積雪や雨風の影響を受けづらくなりますが、やや圧迫感のある印象を与えます。

 

テラスを作るメリット・デメリット

テラスを作るメリットは以下の3つです。

  • ペットや小さな子どもの遊び場になる
  • 雑草の処理が不要
  • 洗濯物を干すなどの家事スペースとして活用できる
  • アウトドアリビングとして、BBQやティータイムを楽しめる

しかし、以下のデメリットも考えられます。

  • 費用が高額になる
  • メンテナンスが大変
  • 近隣住宅の目線や環境に配慮しなければならない

テラスは幅広い用途で活用できますが、設計する際に道路や近隣に配慮しなければなりません。メンテナンスの頻度やコストについても理解したうえで作るようにしましょう。

 

外構についてお悩みの方や、外構工事を検討されている方は是非一度弊社までご相談ください。

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