外構で駐車場を造るためにはまず、どのような種類や舗装方法があるのかを把握することが大切です。
駐車場は車を停めておくための場所ですが、エクステリアの一部として雰囲気を壊すことがないように考慮しながら造ることが重要なポイントになります。
今回は外構駐車場の種類や舗装方法について解説します。
外構駐車場の種類
1.オープンタイプ
オープンタイプとは、駐車スペースを確保し、そのスペースを舗装した駐車場のことを指します。
屋根や壁は設置しないため、比較的安価で造ることができます。
ただし、雨天時には車の乗り降りをする際に濡れてしまうことがあるため注意が必要です。
また、冬はフロントガラスに霜が発生したり雪が積もってしまうなどのリスクもあります。
外構をできるだけすっきりさせたいと考えている方にはおすすめのタイプになります。
2.カーポートタイプ
カーポートタイプとは、柱や屋根で造られたカーポートを駐車スペースに設置するタイプのことです。
カーポートは屋根がついているため雨や雪などの天候の影響を受けにくいことがメリットと言えるでしょう。
注意点として柱を設置するため一定のスペースが必要になることが挙げられます。
車を買い換える際などに制限が生まれやすく、後に大きい車を購入したいと考えている場合には設置する幅に注意が必要です。
3.ガレージタイプ
屋根と壁があり、車庫を造るのがガレージタイプです。
一般的に出入り口はシャッターを設置しているため、車を全方位から守ることができ雨風にさらされるリスクがありません。
シャッターがあることから、不法侵入されにくく、防犯面でも安心できるタイプです。
かなり頑丈に造られているため設置コストが高くなる傾向にあります。
外構駐車場の舗装方法
・砂利
砂利は比較的安価で扱いやすいことを特徴としています。
乗車時にタイヤの跡が残ったり、ハンドル操作で土が剥き出しになってしまうなどのデメリットがあります。
・アスファルト
アスファルトの特徴は丈夫であり、手入れが簡単なことが挙げられます。
ただし、アスファルトは割れることもあるため定期的なメンテナンスは必須になります。
シンプルに仕上げたいという場合におすすめの舗装方法です。
・コンクリート
コンクリートは、強度が高く手入れがしやすいことが特徴です。
駐車場の舗装方法としてよく選ばれる人気の高い舗装方法になります。
・芝生
芝生は安価で舗装でき、見た目が美しいことが特徴となっています。
経年劣化が見えやすいことがデメリットとして挙げられます。
いかがだったでしょうか。
外構駐車場は外構のスペースによってどのタイプを選ぶかが変わってきます。
囲いが頑丈になればなるほど、その分必要なスペースも広くなります。
外構駐車場を造るにあたっての予算や外構自体の防犯性も考慮しながら決めていくことをおすすめします。
外構駐車場でお悩みの方はぜひ弊社までご相談ください。