一戸建てを見てみると門扉がつけられていることも多いと思いますが、いざ外構工事について計画していると「本当に必要なの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は門扉の役割や種類について解説します。
【門扉(もんぴ)とは?】
そもそも門扉とはどの部分のことを指すのでしょうか。
一般的に門扉は道路に沿って建てられている一戸建ての、入り口部分につけられている門のことを指します。
人が出入りすることができるのはもちろん、敷地内外を示す境界線の意味もあります。
このように家に人が来る際には、必ずこの門扉を通ることになるため、門扉がその家の顔となります。
【門扉の役割】
門扉の一番の役割は「防犯機能」と言えます。
室内への侵入を防ぐのはもちろん、外に置かれているバイクや自転車を盗まれてしまうことを防ぐことへも繋がります。
また、目隠し効果やお子さんやペットの安全を守るという役割もあります。
一戸建てはすぐ外が道路であることも多いため、遊んでいる際にボールなどを追いかけて誤って敷地外に飛び出してしまうなんてことを防ぐことができます。
そもそも門扉があることで、ボールが外へ飛んでいってしまう可能性も減らすことができます。
【門扉の種類】
開き扉
道路側から家側に向けて開く
家側から道路側に開く
引き戸門扉
横向きに開閉するためスペースが開閉スペースが不要
両開き
左右同じ大きさのドアがそれぞれ開く
・親子門扉:片方の幅が狭く片方が広いもの
片開き
狭い場所にも設置可能な、勝手口付近などに2つめの門扉として設置されることが多い
伸縮門扉
間口や奥行きにスペースがない場合に設置する、アコーディオンのように折り畳めるタイプ
【門扉の素材とその特徴】
アルミ門扉
・軽い
・長持ちする
・バリエーションが豊富
鋳物門扉
・重厚感がある
・デザイン性が高い
樹脂製門扉
・洋風住宅に似合う素材
・本物の木のように見える
ステンレス
・サビに強い
・高級住宅街でよく使用される素材
【門扉を選ぶ際のポイント】
先述した通り、門扉には様々なデザインや素材があるため、何を選択すべきか悩んでしまう方も多いと思います。
門扉を選ぶ際に忘れてはいけないポイントは、「コンセプト・デザイン・レイアウト・使い勝手」の4つになります。
まず一番初めにコンセプトや方向について考えてみてください。
敷地内と敷地外を完全に遮断するか、境目を曖昧に仕上げるかについて決めます。
次に、デザインです。
門扉だけに言えることではありませんが、建物のデザインとのマッチングがとても重要です。建物と門扉が喧嘩してしまうことがないように注意が必要です。
3つめは、レイアウトです。
防犯性やデザインが完璧でも、門扉が狭かったりアプローチが長いなどの問題が発生することも多いため、実際に敷地に立ち、歩いてみるといいでしょう。
最後に、使い勝手です。
門扉の開け閉め、特に取手の部分は持ちやすく操作試薬砂っているか、とても重要になります。
いかがだったでしょうか。
門扉は外構の中でも後回しにされがちですが、実は防犯性や住宅のイメージをつくるとても重要な場所です。
様々な種類や素材に悩まれるかもしれませんが、「コンセプト・デザイン・レイアウト・使い勝手」この4つのキーワードを中心に、使い勝手やデザインをよく検討し素敵な門扉を取り付け外構を完成させましょう!
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